「転職したいかも」と思ったら…

転職を考える看護師の背中を押すためのイメージ:悩む看護師のシルエットと前に進む道が広がる風景
Manekko

こんにちは。急性期病院5年(内科病棟2年、消化器外科病棟3年)、訪問看護師7年目のmanekkoです。
日々の業務の忙しさや人間関係などで行動に移さなくても「転職」という文字が頭をよぎった方も多いのではないでしょうか。転職に悩んでいる看護師さんは是非読んでください!

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目次

1. 自分の気持ちに正直になってみる

 転職を考える際、まずは「どうして転職を考えているのか」という自分の心の声に耳を傾けてみてください。日々の業務で感じるストレスや不満が一時的なものでないと感じるとき、それは無視できないサインかもしれません。
 特に看護師は責任感が強い傾向があり、「辞めるなんて無責任かも」「迷惑をかけてしまうかも」と罪悪感を抱きがちです。しかし、迷いを感じるのは自然なことです。その気持ちを大切にし、これからの自分の幸せについて考える第一歩と捉えてみてください。

2. 転職することのメリットを考えてみる

 新しい職場に移ることで得られる可能性には、想像以上のものがあります。今の職場で得られない学びや成長、そして新たな人間関係が待っているかもしれません。「新しい場所でどんな経験ができるだろうか?」「自分のスキルをどう活かせるだろうか?」と考えを巡らせてみましょう。
 もし自分の理想に合う職場が見つかれば、仕事に対するモチベーションや満足度が向上するかもしれません。将来の自分の可能性に目を向け、積極的に検討してみることで、転職の一歩がぐっと近づくかもしれません。

私が転職時に登録した転職サイトを紹介します。
強みがそれぞれ違うので、複数サイト登録するのがオススメです!

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3. 小さなアクションから始める

 転職活動を一度に大きく進めるのは大変ですし、不安も大きくなります。そこで、まずはできる小さなステップから始めてみましょう。例えば、看護師求人サイトで募集情報を眺めてみたり、気になる病院や施設をリサーチしてみたりすると良いでしょう。
 今の自分のスキルや経験を振り返るためにに履歴書を更新するのもおすすめです。こうした小さな行動を積み重ねていくうちに、少しずつ「やってみよう」という気持ちが育まれ、転職に対する心の準備が整いやすくなります。

4. 「今の職場を辞める決意」ではなく「新しい道を見つける」と考える

 転職は決して「逃げ」ではありません。むしろ、新しいキャリアへの挑戦や自分の可能性を広げる機会です。「辞める」というネガティブな考えにとらわれず、「自分に合った環境を探す」と考えましょう。
 転職することでどんな未来が待っているかを想像し、理想的なキャリアパスを描くことで、転職がより希望に満ちた選択に思えるでしょう。新しい職場でどのような成長や学びが得られるのか、今から少しずつリサーチしてみると良いですね。

5. 自分の気持ちを整理するためのノートをつけてみる

 日々の感情や気持ちを書き出すことは、自己のことを理解するためにとても役立ちます。「どういうときに特にストレスを感じたか」「どのような働き方が理想か」「転職で何を得たいか」などをノートに書いてみましょう。
 ノートに記録することで、自分の本心が明確になり、「本当に求めているものは何か」を冷静に整理することができます。ノートをつけることで、悩みの核心に迫り、転職の判断がより自分に合った形でできるようになるはずです。

Manekko

ちなみに私のオススメは学生時代に死ぬほど嫌いだった関連図です。笑 真ん中に「仕事」と書いて、「給料安い」「この人が苦手」「術後管理はすき」「緊急入院受けそんな嫌いじゃない」「ウロの先生かっこいい」など書きまくってました。看護師は患者さんを理解するのにはとっても長けているのに、自分のこととなると途端にできなくなる人が多いような感じがします。。。

6. 信頼できる人に話を聞いてもらう

 一人で悩みを抱え込むと、考えが堂々巡りになりがちです。友人や家族、あるいは同僚など、信頼できる人に話を聞いてもらうことで、自分では気づかなかった視点やアドバイスを得られるかもしれません。
 他人の意見を聞くことで、「実は自分の価値観に合った選択肢が他にもある」と気づくこともあります。信頼できる人からのサポートは、心強い後押しになることが多く、転職に対する迷いも少し和らぐかもしれません。

Manekko

相談する相手を間違うと「そんなことで辞めるなんて」と言われかねません。ちなみに私は自分の母親(看護師)に「雇って貰えてるだけ有難いと思いなさい」「それくらいの経験年数で分かったようなこと言うな」的なことを言われ、あれから母親に職場の愚痴を言うのをやめました。

7. 転職で叶えたいことを明確にし、将来を考える

 転職を通して叶えたいことが何なのか、具体的にイメージしてみてください。「どんな環境で働きたいのか」「身につけたいスキルは何か」「理想の働き方とは」など、自分の願いをはっきりさせることで、転職の目標が明確になります。それが達成されたときの未来を思い描きながら、「その目標を実現するために転職を選ぶのも悪くない」と思えれば、転職は「ただの不安な選択」ではなく、「自分の夢を叶えるためのステップ」になります。
 その理由はなんでも構いません。「ゆるく働きたい」「長期休みがとりやすい」「休みが多い」などでも十分な理由になります。

8.さいごに・・・

 看護師の世界では「急性期病院で働いている」というのがステータスになりがちですが、そんなことありません。一歩外に出てみると、いろんな種類の場所で看護師は働くことができますし、それを選ぶのはあなたです。老人ホームで働こうが、デイサービスで働こうが、訪問看護で働こうが、パートだろうが、契約だろうが、すべてはあなたの経験になります。誰もどれにも優劣をつけることはできません。
 私自身も転職する際に「転職に失敗したらどうしよう」と、とても悩みました。たしかに失敗することもあるかもしれません。でも失敗してもまた転職すればいいんです。定年の年齢まで考えると40年以上看護師として働くことになります。その中で10回転職しても各職場に4年働き続けることになります。なので転職を何回かして自分が納得する働き方を見つける方がよっぽど健全だと思います。

Manekko

 「転職しても大丈夫」「もし次がいい職場じゃなくても大丈夫」と気を張り詰め過ぎない様、少し気楽に考えてみてくださいね!

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